Mikullaiance

Midoの調査で得られた情報をもとに研究している人々の勉強会「Mikullaiance」の開催記録のページです.

本勉強会は,御蔵島のイルカを知りたい人たちが集まり,情報を交換することを目的としています.

御蔵島でイルカを研究している学生や研究者間での研究に関する意見交換はもちろん,ウォッチング関係者の皆様との情報交換も目指しています.

この会を通して,御蔵島のイルカ研究の発展や研究者外へも発信できたら良いなと考えています.

ミナミハンドウイルカには個体間の強固な絆関係として"alliance"と呼ばれる関係が知られていますが,Mikura islandのイルカを通した人通しのallianceができたら良いなという気持ちを込めて,"Mikullaiance"という名前にしてみました.

2023/4/15 第3回勉強会

発表者一覧

  1. 今年のMidoデータの研究業績の紹介/八木原風(三重大学)
  2. 卒論紹介:野生及び飼育ミナミハンドウイルカの胸ビレ全縁部の形態について/金田明日夏(近畿大学)
  3. 投稿論文紹介:ミナミハンドウイルカの水中観察における群れの定義/古市知(三重大学卒業生)
  4. 卒論研究計画:伊豆諸島御蔵島に生息するミナミハンドウイルカの子育てのバリエーションについて/多田光里(近畿大学)
  5. 投稿論文紹介:ミナミハンドウイルカの斑点を利用した年齢推定/八木原風(三重大学)

参加者:Midoの調査員のみ,御蔵ガイド2名

2022/4/17 第2回勉強会

発表者一覧

  1. 御蔵島周辺海域に生息するミナミハンドウイルカの成熟オスの社会関係/西谷響(三重大学)
  2. 伊豆諸島御蔵島に生息するミナミハンドウイルカにおける群れ生態の季節および日周変化/青木拓哉
  3. 外傷契機と考えられる上吻部欠損の後、約1年間の生存がみられている野生ミナミハンドウイルカの一例/佐藤容子
  4. 野生ミナミハンドウイルカの社会的性行動に関する観察と詳細な記載/宮西葵(近畿大学)
参加者:Midoの調査員,イルカウォッチング船のガイド,御蔵島観光協会,近畿大学,筑波大学,東海大学,三重大学など
注:データの情報漏洩を防ぐため,本会を主宰した八木が対面で知っている人のみに参加を限った.

2021/2/19 第1回勉強会

発表者一覧

  1. 論文紹介:ハンドウイルカ属は近縁種と複雑に絡み合っていることがわかった.Moura et al. 2020/勝島日向子(北海道大学)
  2. オスのミナミハンドウイルカの社会と同盟~先行研究と自身の研究計画について~/西谷響(帝京科学大学)
  3. ミナミハンドウイルカの斑点模様を利用した年齢推定/八木原風(近畿大学)

参加者:Midoの調査員のみ